lirik lagu shing02 – キク:クスリ / high in vain
キク.クスリ
静脈に注入、文脈に牛乳程の脳への栄養
拝啓先日伺った、現実逃避の為買った、自分のまいた種を刈るべくおもむろにつかむライター…
自然から生まれた人工の物を人が燃して吸う
酸素を使った神秘的な化学反応を堪能
ハナから鼻から吸引
それか気管から吸い込む永遠の期間
心配な機能の心肺器、高まる鼓動
聞こえる脈、破られる静寂
体内に取り込まれた送りまれた物質は毛細血管を通り動脈に合流
やがて体を循環する瞬間研ぎ澄まされる感覚
秒間隔で気づく真実
人の体は外界（下界）とつながっている筒
そうと知りつつ
煙は細かい個体の粒子の集まり
つまり魔の（麻の）深呼吸 吸って、吐いて
吸って、吸って、吐いて、射って、射って
吐いて清める新陳代謝の体
行うと伴うぜんそくの様な咳
後の気分は四年生の遠足の様な席 宙に浮き
「お菓子はビニール袋に詰めて５００円までです」
制限オーバーした方は別のトリップが待っています
色々ある種類
古い人気商品から最新の物まで 白い粉
青いカプセル、緑のハッパ、赤い火、虹色のアメ…
よい子の皆さん
ビッグニュースです！
６０年代にヒッピーのメッカとして知られているアメリカ.カリフォルニア州はバークレーから
画期的な、全く新しい
素晴らしいネタが開発されましたよ。
まだ副作用などを研究中のものの
在米日本人の間でも大反響を起こしています
とりあえず説明によく注意を払ってお使い下さいね！
まず驚くことにこのネタは耳から使用します。
毎秒３６０メートルのスピードで進むこのウィルス
殺そうとしても消えず
肉眼には見えず、耳に穴から体内に潜入した後
三半規管を走り抜け
脳にダイレクトで行くと。
キクと飛ぶクスリなのです。
既存のモノより十倍の依存性を持ち
必要とされる措置。
「人工」と言う点では従来と変わりません。
しかし音の襲来とリンパ腺を襲う脳への働き
まばたきする間に人の記憶
知識などを無意識に引きずり出して刺激を与えるのです。
ですから人により飛び方も違うでしょう。
でも子供達が夢中になって買うでしょう。
人に見れるハイへの愛
人間は何かにハマり易い動物
楽しいものが好物
それを満たしてくれ
「モノ」「ネタ」を得た人は必ずそれに頼る
多かれ少なかれ起こる体か心の中毒、病
いずれはヤバイ
やってもその場限りで見えない歴史の動き
裏の世界の商品のさばき
終わりには来る法律の外の裁き
ネタをする人がいるのはピラミッドの一番下
ただの土台 楽しみと引き替えに献上する金
その為にする危ない真似 止まない誘惑
人の弱みにつけ込む
心が老け込む代物
でも大半にはただのお洒落なもの
燃え続ける煩悩の炎…
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