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lirik lagu 竜胆尊 (rindou mikoto) – 常夜鬼譚 (tokoyokitan)

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[竜胆尊「常夜鬼譚」歌詞]

[intro]
暗い夜を鬼が往く

[verse 1]
嗚呼、今宵話すのは とある国の鬼の事
ちょっと強がりで 寂しがりやの女の子
生まれつきその子には 角がなく人の子のよう
“混血”の謂れをその小さき身に受けた

[pre~chorus]
殺せ 殺せ と叫ぶ声 角がなけりゃ人なのか
この心の臓を流るゝ 宿命を呪った

[chorus]
暗い夜を鬼が往く 永い孤独を抱えゐて
痛みより寂しさが 先に胸を貫く
[verse 2]
曰く付きその子にも 時が経てば鬼の化粧
薄紫の髪と その姿は王様のよう

[pre~chorus]
吞めや歌えや 笑う声 角があれば鬼なのか
赦されようと満たされぬ この孤独が続く限り

[chorus]
暗い夜に鬼は哭く 永い命の故
“鬼の子”として生まれた その意味を今も探して
暗い夜を鬼が往く それは叶わぬ夢
深い海の底まで誰か その手を伸ばして

[bridge]
人の子も鬼の子も 真の名を知らぬまま
皆先立つ運命の中 まだ命は続く

暗い夜に独りきり

[chorus]
暗い夜に花が咲く ふわり、手を引かれて
陽射しのように柔らかな 温もりに身を預けて
暗い夜を鬼が往く 光の射す方へ
幸福だと言える程、今この時が愛しい
丑三つ時に花が咲く


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