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lirik lagu 理芽 (rim) (jpn) – 十九月 (juuku-gatsu) (19 – month)

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[理芽「十九月」歌詞]

3月
やわらかな陽射しが
入り込むようになる
言い表せないやるせなさを

そっと包み込んでくれた
4月
幸せと散歩する予定だったはずが、
海の向こうから、憎悪が、殺意が、

それと少しの優しさが
浜辺に打ち上げられた
5月
大きな怪獣が海から現れて、

ぼくらの街は壊されていった
ちっぽけないのちなのだと、
みんなが気がついた
6月

何か言えたらよかったな
何も言えなかったから
なんて言うなら、言えばよかった
それだけのことが、
どうにも難しかった
7月
すっかり街も静かになって
あれだけうるさかったテレビも、

snsも、動かなくなった
耳鳴りも、もうしなくなった
8月
光の雨が降り注いだ

9月
遺されたビルや車の跡
こういうのがきっと
映画やゲームで見た古代文明になる

そんなことを考えていないと
やっていけそうにもなかった
10月
指先が悴んだ

例年よりずっと早く雪が積もった
まるで、
流れすぎた血を隠すみたいに
11月

つまらない御伽話を考えることに
とっくに飽きてる自分に気がついて
なぜだか涙が出た
12月
泥水から人間を作り出す
実験に成功した
13月
宇宙人が地球に攻めてきた

14月
昔の恋人から連絡があった
15月
第3658次世界大戦が勃発した

16月
アンドロイドたちが人権を訴え、
反逆を開始した
17月

お母さんの料理が恋しくなった
18月
もうだれもことばを使わなくなった
19月

その先で君に会いたかった


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