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lirik lagu ​sajou no hana - 極夜 (kyokuya)

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​sajou no hana 「極夜」歌詞

ふたつの手のひらが重なる時にだけ生まれる温もりを、
あなたに差し出せたら。
ひとすじでもいい、光は灯るのかな。

極夜の空、雲間にぼやけた星空。
答えが見つからない闇の中で、
もがくように瞬いていた。

あなたの痛みを知りたいと願った。
風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。
瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。
静かに燃えている。

ひとつの悲しみが人知れず凍えて白に染まる夜に、
あの雲が晴れたなら。
一張のカーテン、空に引いて眠ろう。

翡翠の色、闇夜に溶け出すオーロラ。
音のない静止した時間の中で、
心臓の音だけ聞こえた。

今まで落とした涙滴の数だけ、
遥か彼方でまた、星が生まれているんだろう。
小さく見えた光が近づいている。
重なる手のひら。
あなたの痛みを知りたいと願った。
風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。
瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。
静かに燃えている。

差し出された手を握って。
生まれた温もりを抱いて生きて。
見て、夜が明けるよ。
ほら、朝ぼらけの空、静かに燃えていく。


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