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lirik lagu omsb - tenchi

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[omsb feat. 志人「tenchi」歌詞]

[verse 1: omsb]
ある時冴えない若者がいました
日当5000 ピンサロのビラ配り
醤油で飯を食うこの暮らしとは
便所で上司の罵倒がフラッシュバック

明日もままならない世の虚空しさ
遊びがてら趣味のアコギかき鳴らした
彼からしたらただの気晴らしでも
ボロボロの手は涙の音を出した

彼の歌声はダイヤプラチナ
仲間は彼に光を見い出した
今はまだ種を植えた大根役者
磨きさえすればいっちょスーパースター

仲間は彼を路上に連れ出した
不恰好ながら 孤独や価値観
間違いすらも全部吐き出した
彼の抒情詩に皆 涙した

[chorus]
きっと誰かが見てくれてるよ
きっと誰かが見てくれてるよ
きっと誰かが見てくれてるよ
[verse 2: omsb]
瞬く間にギアは動き出す
常に支えてくれてた 友達とは別に
増えてく知りもしない友達や
グルーピーが動向を回し合う毎日だ

好きな事をやる 大事な自分らしさ
でももう2度とあの日々に“返り咲く”か
幸せを掴みたい!ありもしない噂に狼狽
また被害者面

名は更に上がる 最大手の会社
挨拶代わりに報酬を話し出す
差し出された金額 まず500万
伸ばす鼻の下 内心ドギマギだ

今見える明日 塩辛いキャビア
煌びやかな街で美女と致したり
西から東から 黄色い喝采
昼夜問わず 仲間とpop シャンペン

どこかの重役からごっつぁんです
あの日の涙なんて どこ吹く風
日の目を見るってのはこういう事だろ?
これから彼はどこに行くのだろう
[chorus]
きっと誰か見てる
きっと誰か見てるよ
きっと誰か見てる
きっと誰か見てる

[verse 3: omsb]
アンタ等がすくうのはいつも上辺なんだ
俺ら望んだのは幸せになるためのお金だった
死ぬほど目立ってやる おかしくなるぐらい
call my doctor もうおかしいのかも暗い道

結果進めたのは俺だけだったんじゃん?
蜘蛛の子を散らすように去った仲間名乗る奴ばっか
お金はあればあるだけ裏切らない
なんか間違ったこと言ったか?おいおい!

もし君が友達なら最後まで乗っかってこいよ
後ろ指を刺すよりも引っ叩いてこいよ
尽かす愛想? また都合良い事言ってる
一人独り辞めた後もその先を走ってる

知ってるか?あれから一度だって手を抜いてない
好き嫌いを決めたのはいつもそっち側さ
一度掴んだチャンスの様にまた
[chorus]
きっと誰か見てる

[verse 4: omsb]
ある時裕福な大人が居ました
取り巻きと肩で風切り歩く最中
道端でバッタリ会うかつての仲間
彼が手を引く子は恐らく2、3歳

「よぉ、久々!すげえなぁ、元気だった?」
ex. 仲間は元気に手を差し出した
今忙しいからと彼はその場を過ぎ去った
背後から聞こえる声「お前変わったな」

「うるせえバーカ」振り返るともう居ない
握手を無視した手を見返した
彼の手はぬるま湯でふやけて皺くちゃ
でも沢山稼いでも立ち寄るコンビニ

ゴミまで焚べて焚き火する乞食
うまいモン売って食う飯おにぎり
後に見る獣道はそれより良い
長井秀和も say no diggity

[verse 5: 志人]
飢えた目つきで爪を立てた夢
我は社会の虚仮威しに歯向かって噛みついた狂犬病持ちの野犬
邪険に扱われ投げ入れられた保健所で明日殺処分を待つ
戦車の中で寝たふりしてんだ この黒い雨が止むまで

ぼったくってふんだくってやらぁ
闇にフラッシュを焚く観光客の
財布から抜き取った免罪符
どうだ 光が眩しくて痛いか?
胸ぐら掴んで得たエサでさえ
結果 国家に吸い取られてった
ヴァンパイアのよなエンパイアを
屈託なくぶん殴ったブッダ

ファミコン欲しさに泣きよる子
パチモン売って買ったラジコンカー
太陽が笑うよ
嘘に塗れたお買い得な愛の歌

電車の中で走ってたんだ
着く時間は変わらんから待っとけ
天下御免さ俺らの夢は
生きて生還せよ脱走兵

終身雇用で住宅ローン組みボーナス払いの段ボールハウス
此の世と常世の通気口に潜ったまま出て来んマンホールマン
病んどる日々を横目に田んぼに映った逆さのアンドロメダ観て
onece more 三途(sons)無常観を連れ
反骨と踊れ dance floor


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