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lirik lagu dustcell - 漂泊者 (hyohakusha)

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[dustcell「漂泊者」歌詞]

[verse 1]
ありふれたいつも通りの生活
皿から赤い果実が不意に
こぼれ落ちた 転がってった
汚れに塗れて駄目になった
口下手同士の会話
私にはどこか居心地が良かったんだ
記憶と体温
一人でどうやって生きてきたかを覚えてない
[pre~chorus]
焦るたび解けてった愛情
正しさを取り零すことばっかだ
不器用だ

[chorus]
窓越しに映る眠らない空の移り変りのように
ずれていった仄暗い方へ
深く無為に沈み込んだ
夜の縫い目もわからないほど
もう本当は何もかも全て消して
不覚のままただただ溺れたい
慰めでも それでいいよ
いいよ いいよ いいよ いいよ

[verse 2]
取れないよ もうさ
染みは奥に潜り込んでいた
余韻を黙らせて
耳鳴りが悩みの種だから
思慮 計画 本当
意味がないよ 意味がないよ
あなたが私なしで大丈夫とわかるのも悲しいよ

[pre~chorus]
文脈がバラバラになって
言葉たちがたゆたうなら
全部並び替えたくて
意味のない文字列へと
足掻いて もがいて
埋め合わせたって
得心がいかない
馬鹿だ 弱すぎる
[chorus]
寄る辺も持たずに瞬く星をなぞる
縫い付けるように
傷や穴を星座で塞いで
区切り分けてしまいたいよ
忘れたいこと / 忘れないこと
麻酔すらもきかぬ感傷は
水の澱の底へただただ沈めて
終わりにしよう それでいいよ
いいよ いいよ いいよ いいよ

[bridge]
海沿いを手を取り歩いたこと
脊髄の奥まで震えたこと
目蓋裏に仕舞っとくよ
いつしか宝石になるように
想い出の色はきっと限りなく
透明に近い 消えそうなほど
無意味の中に確かに光っている

[outro]
続く青 動く鼓動
命を綴る 世界を捲る
ひとつのおわり ひとつのはじまり
振り返らず さよなら私
続く青 動く鼓動
命を綴る 世界を捲る
ひとつのおわり ひとつのはじまり
振り返らず さよなら私


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